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 「いじめられっ子応援HP」を開設して以来、とても多くの方からメッセージをいただいています。 本当にありがとうございます。

 当初、「いじめられっ子応援HP」を開設したとき、こんなに多くの方々が、日々、このサイトにアクセスしてくださり、また、こんなに多くの方からメッセージをいただけるとは、全く思っていませんでした。 多くの方々がメッセージを送ってくださり、たいへんうれしく思っています。
 多忙のため、いただいたメッセージには、基本的には返信できず、申し訳なく思っておりますが、「いじめられっ子応援HP」開設以来、メッセージには全て目を通させていただいています。 さて、ここでは、そうしたメッセージへの感謝とともに、いただいたメッセージの中から、とてもうれしく思ったメッセージを、(プライバシーには十分に配慮しながら、)いくつか紹介させていただきたく思います。
 いじめを克服できた、いじめがなくなった、いじめの解決に向けて取り組んでいる、といったメッセージを紹介することで、さらに多くの皆さんが勇気づけられ、いじめられている子供たちが一人でも減ることを心から願っています。

 まず、ある中学校の女の子からいただいたメッセージです。 その子は、学校でいじめられていて、過去に両親などに相談をしたこともあったのですが、なかなかわかってもらえなかったそうです。 受験を控えた中学3年生の時のいじめで、とても大変だったと思います。 そして、このサイトを見た後、勇気を出して、いじめられていることを、両親やおばあさん、先生にもう一度きちんと相談したそうです。 その結果、家族や先生もわかってくれて、サポートを約束してくれ、そして、友達も守ってくれるようになり、しばらくたって、嫌がらせもなくなっていったそうです。 勇気を出して、自らきちんと相談したことは、本当によくがんばったと思います。 その子はその後努力して勉強し、無事高校に合格しました。おめでとう!

 そして、次はある中学校の先生がくださったメッセージです。 その先生の担任しているクラスでいじめがあったそうですが、このサイトの一部も引用してプリント資料を作成され、クラス全員に配ってくださったそうです。 その先生は、その資料を使っていじめ撲滅のための授業をされ、その先生の努力の結果、いじめの被害で苦しんでいた生徒も元気を取り戻されたそうです。 現場の先生が、このサイトをそういった形で使ってくださるとは想像もしておらず、たいへんうれしい気持ちになりました。 多くの先生が、いじめに対して、この先生のように向き合われることを願っています。

 次は、ある小学生の女の子がくれたメッセージです。 その子は、何人かの同級生から意地悪をされていたそうです。 ところがある日、そのうちの一人が、今までひどいことをしたと謝ってくれたそうです。 その同級生は、このサイトを見て、自分がこれまでいかにひどいことをしてきたのかを知って涙が止まらないほど反省し、謝ってくれたそうです。 意地悪に加わっていた子供自身が、このサイトを見て、自分のしてきたことがどんなにひどいことなのかに自ら気づき、謝るという行動に移してくれたことは、とてもすばらしいことだと思います。

 ある小学生の子のお母さんは、いじめを受け始めた娘さんを抱きしめながら、このサイトの内容を声に出して読んであげ、最後に、「ママが絶対に守るから。」と言ってあげたそうです。 娘さんはすごく明るい顔になったということでした。 娘さんに対して、このサイトの内容を読んであげたということに対し、とてもありがたく思います。 お母さんのそういう態度は、娘さんに本当に大きな安心感を与えたのではないでしょうか。 他のお母さんたちにも、ぜひこのお母さんのようにしてもらえたらいいなあと思います。

 保育園に通っている子のあるお母さんは、その子が保育園でひどいいじめを受けているのに対して、いじめられる方にも問題があるのかも...、と思ったそうですが、このサイトを見て、それは違うと確信してくださったそうです。 そして、ある小学校の女の子は、これまで友達を無視して仲間はずれにしていたそうですが、このサイトを見て、本当にひどいことをしたことに気付き、本人に謝ろうと思う、とメッセージをくれました。

 そして、多くの方々が、「いじめられっ子応援HP」を運営していることに対して、励ましの言葉・感謝の言葉を下さっています。
 「このサイトを見て少し気が楽になった。自分に自信が持てた。もうちょっとがんばってみようと思う。」、 「いじめられて悩んでいたけど、親や先生に相談する勇気が出た。」、 「昔、いじめられていたころにこのサイトに出会いたかった。」、 「サイトを見て、つらいのは自分だけじゃないんだ、がんばろうって思った。」、 「サイトを読んで感動して涙が出た。」、 「HPの内容をもっと広めてほしい!」...。 そして先生方からも、「小学校教員をしているが、いじめはなくせるという強い思いでがんばってきたが、サイトを見てその思いを改めて確信し、これからも子供たちのためにがんばろうという思いがわいてきた。」 「高校教員をしているが、生徒への通信に引用したい。」...、といったメッセージをいただいています。
 こうした言葉をいただけることは、本当にうれしく思います。 これだけの言葉をいただいている以上、このページは少なくともずっと続けていきたいと思います。 このホームページを運営していく上で、みなさんから励ましの言葉をいただいていることは、本当に大きな支えです。 本当にありがとうございます。

 その他にも、「過去にいじめにあっていたが、ボランティアなどとして、いじめの撲滅に関わっていきたい。」と思いを伝えてくださった方もいます。 ある中学生の男の子は、「ほんの数日前にクラスでのいじめを先生に報告しました。」と知らせてくれました。 「クラスで起こっていたいじめに少し関わって、悪口なども言ってしまったけど、今はそのことをすごく情けなく思っている。これからは、みんなで楽しくできるように、誰にでも優しく接してあげたいし、いじめられている人たちを助けてあげたい。」とメッセージをくれた小学生の女の子もいます。
 メッセージを下さっている、こうした一人一人の思いや一つ一つの行動が、いじめという、人間の精神的に取り返しのつかないほど大きな苦痛を与える行為を、減らす方向に確実につながっていることをとてもうれしく思います。

 そもそもこのサイトを作ったのは、教育現場にいない自分にも、少しでもできることはないかと思い、このサイトを見て、一人でもいいから精神的に気分が楽になってくれれば、という気持ちからだったのですが、こんなに多くの方が、このサイトを見てくださり、また、このサイトが、このようにいろいろな影響を多くの方々に及ぼすことになるとは想像もしていませんでした。 サイトを作った者として、とてもうれしいですし、そのような報告をメッセージとして送ってくださった皆様に対しても、感謝の気持ちでいっぱいです。 サイトを作って本当によかったと実感しています。

 今、この瞬間にも、いじめられ、たいへんな苦しみを感じ、自殺を真剣に考えている子供たちがいることを思うと心が痛みますが、これからも、このサイトが少しでも役に立つことができればたいへんうれしく思います。 また、これからも、いじめられている子供たち、先生、両親、そしていじめに気づいた周りの子供たちが、今回紹介させていただいたメッセージを送ってくださった方々のように、少しずつでも行動に移していくことで、一人でも多くの子供たちがいじめから解放されれば、と心から願っています。

 「いじめられっ子応援HP」は、みなさんの支えがある限り、これからもずっと続けていきたいと思います。 皆さま、メッセージ本当にありがとうございました。


(完)

いじめられっ子応援HP管理人


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