あなたには全然悪いところも直さなきゃならないところもありませんよ。
よく、いじめにはいじめられる方にも原因があると言う人がいるけど、それは間違いです。
そういうふうに言う人たちはいじめのことをあんまりよくわかっていないんです。
太っているから、動作が遅いから、まじめだから、クラいから、勉強ができるから、目立つからっていじめられる人がたくさんいる。
でも、そんなこと、悪いはずがないじゃないですか。
そんな理由でいじめる人たちが悪いに決まっています。
あなたは堂々としてればいいんですよ。
いじめっ子たちがいじめをするのは、あなたをいじめるのがとてもおもしろいからです。
あなたが泣たり痛がったり、みんなから無視されて一人ぼっちになるのが、いじめっ子たちはとてもおもしろいんです。
いじめる人たちは他に楽しいことがないからあなたをいじめて喜んでいるんです。
いじめっ子たちは強い人たちじゃなく、心の貧しい人たちなんですね。
そして、いじめるのはあなたでなくてもいいんです。
たまたまあなただっただけなんですね。
だから、あなたは早く逃れなきゃいけない。
学校はあなたのためにあります。
あなたが学校に行くのは、学校があなたのためになるところだからです。
だから、もし学校があなたのためにならないばかりか、あなたに耐えられない苦痛を与える場所だとしたら、そんなところに我慢して行く
必要は全然ないんですよ。
あなたはまだ小学生や中学生で、学校がすごく大切なところみたいに思うかもしれません。
でも、学校なんて、別に行かなくてもいいんですよ。
もちろん、学校に行く方がいろいろ勉強できたりしていいのですが、
あなたの命や心を傷つけてまで行かなきゃいけないところではないんです。
別にちょっとくらい行かなくたって全然なんともないんですよ。
大学生とかになると、学校なんか授業があっても行かないのが普通なくらいですから。
いじめっ子たちがひどいことをするなら、堂々と学校休んでしまえばいいんですよ。
休む理由は、「○○くんと△△くんにいじめられるのが痛くて恐いから。」って学校に言っちゃえばいいんです。
それでも恐いなら、お父さんやお母さんに言って、転校させてもらうといいですよ。
本当は、いじめてる人たちが転校するべきなんですけどね。
だってあなたには何の悪いところもないのに、いじめっ子はとても悪いことをしているんですから。
とにかく、我慢なんかしなくていいんです。
学校を休んじゃいましょう。
ちょっと休んだらまた学校に行ってみて、またいじめっ子たちが何かしてきたら、また休んじゃいましょう。
で、休む理由は、「○○くんと△△くんがまたいじめてきたから。」。
たぶん、すぐに、いじめっ子たちはいじめをあきらめると思いますよ。
●いじめっ子に立ち向かう勇気を持てって言われたけど怖いです...
そんな勇気はなくていいんですよ。
そんなことを言う人はいじめが子ども同士のけんかくらいのものだと思っていて、
とてもひどくて残酷なものだとわかっていないんですね。
いじめっ子たちはとても卑怯なので、何人かでひどいことをしてきます。
あなた1人で立ち向かおうとしなくていいんですよ。
だって怖いですよね。
相手が何人かいるんですから、1人で立ち向かうのはとてもたいへんですよね。
こういうときこそ、大人の力を借りましょう。
先生や親に言うのは何か卑怯な感じがするかもしれません。
「チクるな!」って言われるかもしれません。
でも、卑怯なのは何人かであなたを襲ってきたり、暴力をふるってくるいじめっ子たちの方です。
「チクる」のは、あなたが自分を守るとても強力で
大切な方法です。
いじめっ子たちはチクられるのが怖いんですよ。
だからわざわざ「チクるな!」って言うんです。
あなたがチクらなければ、いじめっ子たちの思うつぼですよ。
遠慮はいりません。
どんどんチクっちゃいましょう!
あなたが持つべき勇気は、チクる勇気です!
まずは先生に言うことが大切です。
もしかしたらあなたは、親に言うのは恥ずかしかったり、親に心配をかけたくないと思うかもしれません。
それだったら、先生に、親には内緒ってことで相談をするという方法もありますよ。
そして、先生にしかってもらったのに、もしいじめっ子たちがまた何かしてきたら、先生に何度でも言ってしまいましょう。
いじめっ子たちは、先生に隠れてあなたをいじめてきます。
とても卑怯です。
いじめっ子たちは、あなたによくないところがあるからいじめているのではなく、ただ楽しいからいじめているのです。
いじめるたびに先生に怒られたり、家の人に怒られたりすれば、
いじめっ子たちはそんな嫌な思いをしてまであなたをいじめることはなくなるでしょう。
ちょっとだけ勇気を出して先生に言ってみてください。
1人で我慢しなくていいんです。
先生の前で涙を流して、「いじめられるからもう学校に来れない。」って言ってみてください。
先生はあなたを助けてくれるはずですよ。
いじめられていることを親には言いたくない、とあなたは思うかもしれません。
自分がいじめられているのは恥ずかしいし、親に言ったら親が心配するしかわいそうだからとあなたは思うかもしれません。
もし、どうしても言いたくない場合は学校の先生だけでもいいとは思います。
でも、できればすぐに親に言ったほうがいいですよ。
いじめられてることは恥ずかしいことではありません。
あなたには悪いところなんかないし、弱虫でもないんです。
いじめられたっていうのは、犯罪にあったのと同じことなんです。
例えば、あなたが道を歩いていて泥棒にあって何かを盗まれたとします。
あなたは家に帰って親に言いますよね。
それから警察にも連絡して悪い犯人たちを捕まえてもらうでしょう。
いじめられたときも同じことです。
悪い人たちにあなたが取り囲まれ、痛めつけられたのです。
親が悲しむかもしれないと思わないでください!
あなたは、とても優しいから、あなたを育ててくれている家族に心配をかけるようなことはしたくないと思うかもしれません。
でも、あなたが1人で悲しい思いをし続けることのほうが親はずっと悲しいはずですよ。
なにも隠すようなことじゃないんですよ。
あなたが今いじめられていることはたいへんなことなんですから。
親に言って、一緒にどうしたらいじめられなくなるか考えてもらいましょう。
大人はいろんな方法を知っていますよ。
親に言えば、すぐに解決することも多いですよ。
あなたの親は全力であなたのことを守ってくれるはずですから。
学校でみんなから無視されたら、学校に行くのが毎日とてもつらいし、生きているのが悲しくなってきますよね。
こういうとき、あなたは、周りが真っ暗に思えるかもしれません。
でも、あなたはあまり気にしない方がいいですよ。
だって、人を無視するような人たちは、心がおかしい人たちですよね。
何も、そういう人たちと無理に話ができなくたっていいじゃないですか。
そういう人たちと仲良くなろうとしなくていいと思いますよ。
あなたは、今は、学校が一番大切だと思っているかもしれませんが、友達は他でも作れますよ。
例えば、塾に行くとか、習いごとをすれば、そこで友達ができます。
あなたのことを知っている学校の人がいると困りますから、親にたのんで、ちょっと遠い塾や習いごとに行かせてもらうとよいと思います。
それから、今は、インターネットもあるのですから、インターネットで友達を作ることもできますからね。
家族の人に相談すれば、友達を作るのにいいホームページを見つけてもらえると思いますよ。
それから、みんなから無視されていたとしても、あなたにやさしくしてくれる人が一人でもいたら、その友達を大切にしてくださいね。
その人は、すごく勇気のあるすばらしい友達ですから。
あなたは、今は、みんなから無視されて、とても悲しい気持ちかもしれませんが、それはそのうち終わります。
高校は、みんな別々のところに行きますし、高校を卒業すれば、今いる場所から遠いところに一人で住むこともできます。
今のあなたを知ってる人がいないところで、新しくスタートができますよ。
それから、暴力をふるわれたら先生に言いやすいけど、無視されただけで先生に言いにくいとあなたは思うかもしれません。
でも、ある人をみんなで無視するっていうのは、とても残酷で許されないことです。
先生は、とても怒ってくれるはずですよ。
だから、無視されたときも、すぐに先生に言ってくださいね。
それはたいへんなことです。
先生や学校に連絡するのはもちろんのことですが、そういうときは警察にも相談しましょう。
なぜなら、お金や物をとるというのは犯罪だからです。
三重県のある中学校の3年生の生徒が、同級生から、ケーキなどを何回も買わせられました。
この生徒は我慢できなくなって、昔警察官だった人に、そのことを話しました。
その警察官だった人が、警察に知らせてくれ、ケーキを持ってこいと言っていた人たちは、警察に逮捕されました。
これは、恐喝という犯罪だからです。
2006年11月27日のことでした。
お金でも、ゲームソフトでも、おかしでも、持ってこいと脅されたら、それは恐喝という犯罪になります。
暴力をふるわれたら、それも犯罪になります。
ちゃんと警察に言えば、警察はそういう悪い人たちを逮捕してくれます。
それから、そういうことがあったときには、何月何日何時に、どこでそういうことがあったのかをメモしたりしておくと証拠になることもありますから、
そういう人たちをやっつけるためにも、日記でもなんでもいいですから、しっかりとメモに残してしまいましょう!
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